「生活芸術」と聞くと、私ども日本人は素直に受け入れますが、西欧にはこの言葉はありません。我が国は、恵まれた風土の中で固有の文化、花道や茶道を築き今日あります。この足跡を育み支えたのは、独自の芸術精神です。芸道と言う意識であり、これは、花や茶を通じての人間形成を意味しています。暮しの中での一枝一花をより高めて挿そうとする心が生活芸術を生みました。
花芸安達流のカリキュラムは、花芸憲章に基づく花芸体系72テーマによって編成されています。自由な選択をと、花芸コースと特定コースに分けました。厳しくも楽しい教室を、全国の正教授会員が研鑚に励んでいます。一輪の花が、必ずや貴方に自然と人間の共存のモラルを伝えてくれる事でしょう。 |