小原流は2006年に三世家元・小原豊雲先生の生誕100年・創流111年という記念すべき年をむかえました。
2006年の3月には、常陸宮妃華子殿下のご臨席を賜り、参議院議長の扇千景様をご来賓にお迎えして東京国際フォーラムでの記念大会と東京・日本橋高島屋でのいけばな小原流展が開催されました。小原流展には皇后陛下の行啓を賜り、また3日間の入場者数が7万人を超えるというたいへんすばらしいものでした。
「盛花―いま、そして」をテーマに代表作家と各支部によるいけばな作品はいずれもみる者に感動をあたえ、また111年前に小原雲心先生によって創案された「盛花」といういけばなの技術といけばなの心が、絶えることなく今に受け継がれ、未来につながっていくことをあらためて確信いたしました。
小原流は日本全国に158の支部、海外に54の支部がありますが、そのなかの1支部である秋田支部も2007年には50周年をむかえます。一人でも多くの方にいけばなのすばらしさ、小原流のすばらしさを伝えることができればと願いながら、会員一同、研鑽を積んでいきたいと思っております。
小原流秋田支部 |